ベンチャー企業が新宿区で事務所探しをして、新しく事務所を借りるとなった場合には、どのような点に注意すれば良いのか、事前に把握しておくことが大切です。その一つがなんといっても費用がかかることです。新宿区で事務所探しをして契約をすれば、オフィス移転をすることになりますが、敷金や内装の工事、現在使っているオフィスの原状回復の工事など、多くのコストがかかることになります。このようなことから、新宿区で事務所探しに失敗したからといって、短期間で何度も移転するわけにはいかないのです。
その中でも特に事務所の敷金に関しては、一般的な家賃の8から12ヶ月分とされていることから、引っ越しをした直後にスペースが足りなかった、もっと広い方が良かったと言うことにならないように、できるだけ広めの事務所を探しておく等、綿密な計画を立てて進めることが重要です。新宿の事務所探しで良い物件が見つけられても、資金が足りないことがわかれば、それまでの計画の時間、事務所探しにあてた時間等が、全て台無しになってしまいます。事業計画を明確化し、さらには現実的にどれだけの資金を使うことができるのかも明確にしておきましょう。少しの工夫でコストカットができる方法もありますが、その一つが居抜き物件を選ぶ方法です。
通常の事務所となると退去の際には原状回復義務がありますが、前に入居していた会社が使っていた状態のまま貸し出されるものが居抜き物件です。居抜き物件を選ぶことで、前の会社が使っていた内装をそのまま活用することができ、内装の工事費用、家具などのコストを抑えることができます。